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書き途中だったのに、変なボタン押して全消しされたよ!ヒィ!思い出して書きます!
・ナイ亜貴前提。
・ヌイがメインのドタバタ。
・ヌイが女体化に付き注意。
・BLではありませんが、女体化なので多少そういった表現が冗談程度に混じります。
・行き当たりばったりなので、この後の展開などまるで考えていません。

では、SSへどぞー。


第一話

 夏の暑さも和らぎだす九月末、天鳳高校に悲鳴が響き渡った。
 普通の学校ならば騒ぎになるような声も、この高校においては珍しいことでもない。声の出所が風紀会議室であれば、日常のそれと変わらない。
 故にこの日も、誰一人として気にすることはなかった。
「今の、葛ちゃん?」
「どうせ沢登だろ」
 テクテクと風紀会議室に向かって廊下を歩く。何気ないこの時間も乃凪と亜貴にとっては大事なものだった。
 付き合っているわけでもなく、だからと言ってただの先輩後輩でもない、微妙な関係を二人は夏の前からずっと続けている。
「大丈夫かな」
 亜貴が心配そうな声を上げると、乃凪は黙った。
 気持ちを尊重したいと思っているのに、いざ内沼のことを口に出されると俯いてしまう。彼女が決めてくれるまで待ち続けようという決心が揺らぐ気がして、唇を噛んだ。
「……従兄だから、心配くらいしますよ?」
 亜貴の指先が乃凪の手の平をつつく。
 そのかすかな感触と、付け加えられた台詞の意味を悟って、頬を朱に染める。
 少しずつでも進む距離が嬉しくて、乃凪は手の平に触れる亜貴の指を捕らえた。
「依藤さん、俺」
「……乃凪先輩」
 絡み合う指が胸の鼓動を加速させる。
 伝えたい言葉が唇に上る寸前。
「ぎゃー!」
 再度悲鳴が廊下に響いた。
 今度は近い。
「葛ちゃん?!」
「ぬ、内沼?!」
 廊下の奥から、見慣れた緑のわかめ頭がバタバタ走ってくる。
「ノリちゃぁぁぁぁぁん!」
 勢い良く抱きついてきた体が柔らかかった。
 身長も少し足りない。
「……?!」
「か、葛ちゃん……?」
「どうしよう! 俺、女になっちゃった?!」
 乃凪にしがみついた内沼は美少女顔で目を潤ませながら見上げる。
 女そのものの顔だが、見慣れた内沼に間違いはなく、頭が痛くなってきた。
「たーすーけーてぇー!」
「無理だ!」
 即答するも、柔らかな体の感触に頬が染まるのを阻止できない自分が情けない。
 困りきった顔で乃凪は、わかめ頭を見下ろした。
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